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残酷で美しき世界の中で

第41章 昔話


エルヴィン「なにより次の調査兵団団長はハンジ・ゾエ。お前だ」

ハンジはなっと声が出ない

エルヴィン「調査兵団を任せたぞ」

エルヴィンはそう言うと部屋を出ていった
朝になり街中がザワザワとしている

「おい、来たぞ」

そこには憲兵と共に歩いているエルヴィンの姿
亡骸には2人の女性が着いている

「これが誰だか分かるな?エルヴィン」

エルヴィン「リーブス商会の会長、リモ・リーブス氏だ」

「昨日ここでエレン・イェーガーがリーブスの部下達によって連れ去られた。しかし、それは王政からのエレン引き渡しの命令を回避する為、調査兵団がリーブス商会を使って企てた狂言だった。そして調査兵団は用済みになったリーブス商会の会長を口封じの為殺害。実行犯は現在エレンを連れて逃亡中と思われる」

そこまで聞くとエルヴィンが口を開いた
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