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残酷で美しき世界の中で

第40章 痛み


エレンとヒストリアを乗せた馬車まで銃声音が響く

「銃声!っ!」

馬車を操っていた者は追ってくる2人の影に驚く

エレン「どうかしたんですか!?」

「出るな!」

はっ!と馬の手綱を強く叩くがエレン達を囲っていた馬車の布にワイヤーが刺さり破かれる
ヒストリアは小さな悲鳴を上げ、追ってくる者を見たエレンは銃を持つが、バシュッとヒストリアは何かを打たれ倒れた

エレン「ヒストリア!」

ヒストリアに気を取られたエレンにも同じ物が刺され、ヒストリアの上に倒れた

「エレン!」

馬車を走らせていた兵士は銃に当たり転がり落ちた
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