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【刀剣乱舞】*夜伽のお時間*【R18】

第16章 ◆番外編3「見合い」



襖の向こうからは相変わらず先輩さんが声をかけてくる。

「まあ…じゃあゆっくり直してね」

疑われてる…?
こっちの声、聞こえてないよね…?

「…は、はいっ…もう、少しっ…」

返事をすると、先輩さんの気配がまた離れていった。


─くちゅくちゅ…─

途端に激しくなる愛撫。

長谷部さんだめ…!
そんなに擦ったら声が出ちゃう…!

─くちゅくちゅ…くちゅ…─

「んっ…ん…んん……ぁ…」

─くちゅ…くちゅ…─

「…だ、めっ…はせべ、さん…」

だめだぁ…気持ち良い…。

ほんとに、だめなのに…こんなところでイッたらだめなのにっ…。

長谷部さんの指が、奥まで弄るからっ…。

「主…」

「…やめ、て…もう、だめっ…イっちゃう、からっ…」

「イってください。俺の手で」

──も、もうだめっ…!!

「あっ…あっ…ん…ん………んっ…ん、んんんんっ…!」


私は声を押し潰してイった。

長谷部さんの指は最後に少しクチュクチュと動いてから抜かれ、力の抜けた私の体は彼の腕の中に落ちる。

「はぁっ…はぁっ…」

私だけ擦り切れそうな息をしながら、彼に寄りかかった。
何も解決してないのに、長谷部さんは怖いくらい優しく私の体を受け止めている。

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