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【刀剣乱舞】*夜伽のお時間*【R18】

第14章 ◆番外編1「猥本」




◆◆◆◆



──翌朝…


「鶴丸貴様ー!!!! 主になんてことを吹き込んでくれたんだ!!」

お怒りの長谷部さんは、ドタドタ足音を立てながら鶴丸さんを追いかけ回していた。

本丸中を逃げる鶴丸さんは、燭台切さんを共犯だと言い張ったり、私が相談を持ちかけたと言い訳をするけれど、すべて嘘だと見破られてしまう。

「待てって長谷部! いいじゃないか、良い夜になっただろー?」

「ふざけるなー!」


私は燭台切さんと縁側でその様子を見て、二人で苦笑い。

燭台切さんは、思い付いたように私に尋ねた。

「そうだ、主。あの猥本は? 鶴さんに返したの?」

「…ええと、それは…」


鶴丸さんには悪いけど…もうちょっとだけ、借りさせてください。

まだ使うかもしれないから……ね?




◆番外編1 完◆

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