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【刀剣乱舞】*夜伽のお時間*【R18】

第14章 ◆番外編1「猥本」




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湯殿に着くと、二人で着物を脱いで、中に入った。

長谷部さんの前で裸になるのはやっと慣れてきたところで…少し恥ずかしい。

「主。どうぞこちらへ座ってください」

長谷部さんは私の背中を流そうと、木製の椅子に私を案内してくれた。
でも、今夜は……。

「あの…長谷部さんが座ってください」

「え…?」

「今夜は私が、長谷部さんを洗いますから…」

「そんなっ…主にそんなことをしていただくわけには…」

「ダメですか…?」

「……ダ、ダメではありませんがっ…」

長谷部さんは困惑しつつも、腰にタオルを巻いたまま、観念して椅子に座ってくれた。

私は彼の背後に膝をついてしゃがむと、桶を準備する。

「主、それは…?」

「お取り寄せした高級石鹸です! すごく良い匂いがして、よく泡立つんですよ」

透き通った桃色の石鹸を得意気に見せてから、私はそれを桶に沈める。

桶の中で石鹸とお湯を混ぜて、ちゃぷちゃぷと泡を立てていった。

長谷部さんがゴクリと唾を飲む音が聞こえた。

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