• テキストサイズ

【刀剣乱舞】*夜伽のお時間*【R18】

第13章 ◆愛のすべて ★★★★★






その指示が出たとき、一筋の光が見えた。
今まで培ってきた二人の愛の行為は、このときのためにあったのだ。

主は口付けを続け、長谷部はそれに応え続ける。

それはこの指示にすべてを賭けて、絶対に成し遂げてみせるという二人の決意の表れ。


主は長谷部の上にまたがった。
床に肘をついて、口付けはやめない。

長谷部が痛みを感じないよう体重をかけずに注意を払うが、この行為をはじめてから彼はまったく痛がる様子はない。

彼女は自分の着ている着物を肩からおろし、腹部を探って帯もほどき始めた。

口付けはいいかげんになるが、かろうじて唇が触れあったまま、彼女は全てを脱ぎ捨てる。

起きることができない長谷部に代わり、すべて自分で進める覚悟である。
心も体も、約束どおりすべてを長谷部に捧げる。そう思い、自分で裸になったのだ。

「ハァッ…ハァッ…」

まだ思うように動けない自分の上に跨がり、口付けながら脱いでいく大好きな彼女をただ見つめるだけで、長谷部の興奮は掻き立っていった。

彼の息は上がり、股間は膨らんでいく。

/ 316ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp