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【短編集】ブーゲンビリア【R18】

第2章 罠


しばらくそうした後、舌先を尖らせて秘豆を弾いた。

「あああああああああっ!!」

電流が体を走った。
途端に信也の顔が浮かんだ。
瞳に涙が滲む。
玲人が立ちあがり出口の方へ向かう。
そこには玲人の鞄らしきものがあった。
それを取って奏の方へ戻ってくると鞄の中をあさる。

「俺の家が玩具会社ってのは知ってるよな?」

素直に頷いた。

「大人のおもちゃも扱ってるんだ」

嫌な予感がした。
拒否しようと口を開いた瞬間、口にタオルがまかれる。
目隠しをされ視界が暗くなった。

「さて、と……新商品、味わえよ」
「んんんんーっ!!!」

バイブが中に入り、不規則な律動を始めた。
と同時にローターが秘豆に当てられる。
腰がガクガク震え、愛液が太ももをつたい、床に落ちた。
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