第25章 主夫の憂鬱味
2人で散歩……
いや…俺が佐藤を散歩させながら
ようやく屋台群の手前までやってきた。
白夜
「ここからは危ないから…」
佐藤
「うん!分かってるよ。」
佐藤はすかさず俺の"帯"をそっと掴んだ。
白夜
「………そうだな人間臭いお前は…
これが一番安全だからな……」
初めて屋台群に連れてきた時に、
帯に捕まれと言ったが…
まさかそれを覚えていたとは。
佐藤
「(*´ω`*)へへっ…」
実は俺が佐藤に恋したのは…
その時だった…
俺にすがるような目が守ってあげたくなった。
白夜
「さて行くか。」