第1章 いちご味
でもしばらく走って、拓巳くんの歩みが止まってしまった。
佐藤
「た、拓巳くん??💦
山裾神社に着いたの??」
そう、
拓巳くんが立ち止まった先に、
誰も居ない神社が…
拓巳
「…あれれ…おっかしーな………」
佐藤
「(;´д`)?」
(嫌な…予感がする💦)
拓巳
「…そんなわけないだろうけど…
…いやいやもしかしたら💦
そうだよ!きっとそうだ!!
佐藤、ごめん!もしかしたら祭りの日まちがえたかも?」
いや、
それは無いって私は知ってる。
何故なら、母も父も今日のお祭りの事を知っていたから…
佐藤
「(;´д`)」
明らかにこのおかしい現象に
私はひどく動揺する。
拓巳
「ごめん…とりあえず……
家に戻ろっか💦」
佐藤
「……う、うん…そうだね……
でも…あの……」
私はふと逃げて来た道を振り返る。
(この道をまた戻るのは…( ;´Д`))
まだ向こうには無数の光が飛び回っている…
拓巳
「…あっ……(;´д`)
戻るの嫌だよな…」
佐藤
「うん(;´д`)」