第6章 ピンガ
「しっかりと仕置きしとかなきゃいけねぇからな」
そういうジンが焦らすように肌を遊ぶ
「呆れた この子は巻き込まれたってだけじゃないの どうせ犯人はわかってるんでしょ。 だったらこの子を巻き込むのは止めなさい」
そういうと私の腕を取りジンの部屋を後にする
歩く振動のトントンというリズムでさえも刺激になる
少し歩くとふと止まるベルモット
呼び鈴を鳴らすと中から出てくるピンガ
「んっだよこんな時間に... ベルモット?…って? おいどうしたんだよ その格好 説明しろよベルモット」
と肌けた姿の私を見て驚くピンガ
問われたベルモットは怒る
「どうしたもこうしたも貴方が蒔いた種でしょう どうせは止めたけどどうしても腹の虫が収まらないからーとか言って下らない男の見栄とジンが気に入らないとかそんな理由でジンのお酒にでも媚薬突っ込んだんでしょう。 お陰でこの子のこと巻き込んで... 自分でどうにかなさい」
そう言い私をピンガに押し付ける
「好きな女の気を引きたいなら下らないことは止めることね」
そう言い部屋を後にする
顔を真っ赤にしたピンガに
「ふふっ ピンガお顔真っ赤だね」
酔いと快感に支配され始めた頭では正常な判断ができず笑いかける