第5章 逆巻レイジ
すると手がシャツの隙間から這い上がる手が胸をとらえる
「ひあぁっ!?!?」
ぞわりとした感覚と驚きと共に声を開ける
「へーちゃん意外と胸あるねぇー もしかしてブラのサイズあってないんじゃないかなぁー?僕心配だよー」
そういうライト
「い いやぁああああああ」
と1番大きな悲鳴が屋敷中に響く
「るっせぇなー」
大きな声に驚いたアヤトたちの動きが止まる
すると
「オメェらうっセーんだよ!静かにしろよ!」
とスバルが怒鳴り込んできた
「はっ?るっせーな俺様が何しようと俺様の勝手だろ」
「まーまーアヤトくん」
「あぁ?!」と喧嘩を始める逆巻兄弟
この隙に脱出することに成功したものの御付きの者に異変に気付かれ
逆巻家との条約に私との吸血行為は高校生になってからとういう条件を破った逆巻家には暫く近づきたくないと条件を提示し学校を変えてもらった
帰りの車の中で
終わっちゃった私の初恋
初めてはレイジお兄様が良かった
そんなことを思いながら涙していた
数年たった今社交界の正式なデビューもあり夜会に出席することになった私