第4章 トレイ・クローバー
室内にむせ返る独特のにおいと熱い吐息
少しの動きにも翻弄され声をあげる私を見てクスリと笑みを浮かべて彼は言う
「あーぁ、ダメじゃないか。みんなにバレちゃうだろ?そんなに大きな声を上げて...。もしかしてみんなにバレたい...とか?」
と言いながら敏感な部分をぐりっとする彼トレイ・クローバー
「!?!?ん``んぁっ!?」
ふさぎたくてもふさぎきれない口から洩れる声
口を開けると制御できなくなりそうで唇をかみしめながらも漏れ出る声と受ける辱めに頬だけでなく体も軽く染まりながらも否定の意を込めて首を横に振る
口元をふさごうとする手はナイトレイブンカレッジの制服の一部であるネクタイによって結ばれその先は手綱のようにトレイ先輩の手の握られていた
「否定していてもここは正直だな。しとどに濡らしてさっきから面白いように反応する」
そういいながら今度は触れるか触れないかという絶妙な加減でじらすように触れてくるトレイ先輩
「っぁ ん」
じれったい動きに腰は正直に動く
自分にいいところに当たるように少しずつ調節している自分には気づかない
「気づいてるか? さっきから腰、動いてるぞ」
そういうと指をぴたりと止める先輩に