第3章 七瀬遙
それに合わせ風呂の栓をぬきに行く
ガラッとあく音が聞こえ廊下を歩く音が聞こえる
「おはよはる」
といつもの3人が集まるのはこのタイミングだ
「は?」
「風呂」
そう答えると
「本当に新婚見たいだよね」
そう言われ正式に吹き出す味噌汁
「おまっ何言ってるんだ真琴」
「えっだって普通他人の家の風呂なんて掃除しないだろ?」
そう言われ考えて見れば
と思っているとお風呂や洗面台を綺麗にして戻ってきた
「あっおはよう真琴」
「おはよ」
「はる早く食べちゃって シーツ変えてくるからそれまでにね」
そう言うと自室へ上がる
シーツを変える現場に初めて出くわした真琴が
「えっはるにシーツまで変えさせてるの?」
と若干引いた顔で言うので
ことの経緯を説明した
俺だって健全な高校生男児だ
性欲がない訳では無い
起きてシーツが汚れていたことがあったので洗っていたところを目撃されてからが毎朝変えてくれるようになったのがここ1ヶ月のこと
幸い暑さも手助けしは寝汗だと思っている