第1章 吉羅暁彦
「吉羅〜」
と遠くから声がする
今日は学園に通っていた頃親しかったものを集めての懇親会
同学年だけでなく上や下の学年も出席している
声の主は金澤さんだった
「金澤さんですか。こんばんは。それとあぁさんですか」
と姉と同級生だった金沢さんとも一緒だった
「こんばんは吉羅くん。お招きありがとう」と返され次いで
「おう。理事長様。 そういやは今何やってるんだ?」
茶化して来る金澤さん
「今この場でその言い方は辞めてくださいよ金澤さん」というと質問に答える
「今はお教室の先生だよ。雇われだけどね。2人みたいに学園に携わるお仕事じゃないけど子供も素直だし楽しいよ」
「ほーそりゃたいしたもんだ。 お教室ってドラマみたいに不倫とかあるのか?こういう感じで隠れてセクハラしたりさ」
といいの腰より少ししたのお尻までは行かないあたりに手を添え「どうなんだ?」と声をかける金澤
「やり過ぎですよ金澤さん」
と手を剥がす吉羅
「おっとすまんすまん お前主催の席でまずったな」
そう言い手を引っ込める金澤
そうこの席は吉羅がと再会するために設けた席でもあった