第2章 橘真琴
行きの電車で謝罪をして公園に到着すると参加者が続々集まっていた。
今日は暑くなり始めたばかりのこの時期に合わせ水鉄砲&水風船大会が開催されている。
もちろん公平性が必要になるので企画側が用意したものでの勝負
受付を済まして説明を受けて昼食を取りスタートという予定だ
ピクニックと言ってもお弁当などではなくサンドウィッチをラップで包んで持ってきた持ち帰りには便利なものででもフルーツサンドやミックスサンドなどワクワクが詰まったものになっていた
午後になっていよいよと思った時しまった!と思い慌てる真琴
「どうしたの?」
と聞かれ
「 Tシャツ白いの着てきちゃったの!?」
「えっうん。この陽射しだし暑くなってきたから乾くと思って」
と返事をされ
「そ、そうかなー」
「うん」
と答える微妙に不安を抱く真琴だった
とりあえずもう一度ジップロックが閉まっているか確認し濡れても平気な腰のポーチにしまい直す
メインイベントが正式にスタートしそれなりの好成績を維持しつつイベントが進んでいく
しまった
と思った時には遅かった瞬発力には自信がある真琴だったがを庇いながらの参戦に反応が遅れヒット判定になる