• テキストサイズ

【戦国BASARA】*月夜の盃 2*【R18】

第4章 雪どけの朝




──「よっしゃあ話は済んだようだな! 真田幸村! ここでアンタと会ったらやることはひとつだ! 決着をつけてやるぜ!」

「はあ!? 政宗殿! お前、お館様の話を聞いていたのか!?」

「未来の話だろ? 悪いが今は手を取り合う気はねぇからな!」

「ふざけるな! せっかくお館様がっ・・・!」


政宗殿が刀を抜くと、幸村様もニヤリと笑い、槍を交わらせる。

その様子に、お館様も、佐助様も、「やれやれ」と笑っていた。

兵たちも歓声をあげて、いつもの彼らの独壇場となったのだ。



「参られよ! 伊達政宗! この真田幸村、全力でお相手致す!」

「All right! 奥州筆頭・伊達政宗! 押して参る!!」





今は戦国の世。

この世で私は、私の道を見つけ生きていく。

これはまだその半ば。

誰も知らぬこの先を、私は私の手で作っていくのだ。



──政宗殿、あなたの隣で。





─完─


→あとがき


/ 152ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp