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スローダンス【アイナナ/R18/百/天】

第5章 ボクはキミを




「四葉さん、何して……またお菓子ばかり食べて!こんなに食べたら食べ過ぎですよ!」

「オレが貰ったんだって!」

「誰に?」

「てんてん」

「てんてん?猫でも預かったんですか?七瀬さんは動物の毛がだめだと零さんが言っていたでしょう。すぐに探して、返してきてください。……ちなみに、どのくらいの大きさです?」

「大きさ?……小さめ……?」

「えっ子猫なんですか?色は?」

「白っぽい?」

「白い子猫とか、かわ……!……いえ、七瀬さんのために即刻捕まえて対処するべきですね」

「ん?子猫探してんの?」

「あなたが言ったんでしょう!見つかるまで、プリンはお預けです!」

「あっ……!」


一織がプリンを取り上げる。
そして、面倒くさがる環を連れて”てんてん”探しに出掛けたのであった。



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