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スローダンス【アイナナ/R18/百/天】

第19章 夜明けの譚詩曲




刻一刻と時間は過ぎていき、番組は予定通りに進行していった。


夜が更け朝を迎えた時には、スタッフや出演者達の疲れはピークを迎えていたけれど。
IDOLiSH7の空気に感化され、現場は次第に明るくなっていった。


そして、IDOLiSH7やRe:vale、零がスタッフ達に掛け合った結果―――メモリアルソングのランキング集計結果一位、即ち IDOLiSH7が歌う曲が、TRIGGERのsecret nightに決まったのだ。

フレンズデイは、テレビを通した皆んなのためのチャリティテレソン。視聴者の声を忠実に反映する、と言い切ってくれた制作局長。

Re:valeのファンも、零のファンも、IDOLiSH7のファンも、ラジオやライブの影響を受けて、secret nightに投票している。

"君たちのファン全員を敵に回すのは、ツクモを敵に回すより怖い"―――制作局長は、困ったように、けれど振り切ったように、微笑みながらそう言ってくれたのだった。




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