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スローダンス【アイナナ/R18/百/天】

第16章 アダムとイヴの林檎




「今日は一緒にTRIGGER応援しよ!そんで、向こうの予定空いてたらみんなでごはんいこうよ!朝連絡したんだけど、返事きてなくてさ。天とは連絡取れてる?」

『私も朝、頑張ってねって三人にラビチャ入れたんだけど…。誰からも返事来てないよ。ライブ前で忙しいのかな』


そんな会話をしていれば、百の携帯が鳴った。


「あ、カオルちゃんから電話だ!」

『姉鷺さん?』

「そうそう!……もしもーし。………。……え?」


電話を片手に、百が目を見開く。


「みんな、TRIGGERどこいるか知ってる?」

『どこにいるかって……まだ会場入りしてないの?』

「……朝から連絡がつかないんだって……」


百の言葉に、そこにいた全員が驚いたように顔を見合わせた。

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