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スローダンス【アイナナ/R18/百/天】
第16章 アダムとイヴの林檎
「…ユキ……。そうだ!今日もこれからジム行かない!?プールで泳ごうよー!」
「……うん」
空元気を振りまいて、これ以上笑えないよってくらいの笑顔を作って見せる。
―――大丈夫。モモはちゃんと笑えるよって。
ユキにも、零にも。
ちゃんと伝えられるように。
零が好きって言ってくれた笑顔で、今日も、明日も、目一杯笑うんだ。
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