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スローダンス【アイナナ/R18/百/天】

第11章 夏の日の陽炎





「……はあ……」

『陸…。どうだった?』


肩を落として電話から戻ってきた陸に零が声を掛ければ。


「……一織と喧嘩しちゃった」

「やっぱり……」


壮五と零は眉根を寄せながら顔を見合わせた。


『……大丈夫。今週、冠番組の収録でしょ?嫌でも七人一緒に仕事するんだから、その時に会話交わせばさ、少しは歩み寄ってくれるよ!』





――けれど。
その収録の日も溝は深まるばかりで、二人が仲直りすることはなかった。



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