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スローダンス【アイナナ/R18/百/天】

第9章 STARDAST MAGIC




『超ウルトラハッピーキングダムの次は、何になるの?』

「えっ!……超超ウルトラスーパーハッピーキングダム!?」

『なにそれ』




こうやって、ずっと。

百、貴方と。みんなと。

笑い合っていければいいと思う。


そして―――天とも。

幼馴染として。大切な家族の一人として。

そうやって心から笑い合える日が来ればいいと、そう思う。

天との過去を、思い出を、私は一生忘れない。
忘れたくなんてないし、忘れられるわけなんてない。

だからこそ、いつまでも引き摺っていた想いを、今度こそちゃんと、綺麗な思い出にするんだ。

一緒に見上げた星空も、耳をくすぐったあの声も

まぶしくて、まぶしくて目を細めた木漏れ日も、穏やかなあの笑顔も

写真に収まることのなかったたくさんの思い出が

いつまでも、いつまでも


色褪せないように、そっと。

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