第9章 STARDAST MAGIC
『超ウルトラハッピーキングダムの次は、何になるの?』
「えっ!……超超ウルトラスーパーハッピーキングダム!?」
『なにそれ』
こうやって、ずっと。
百、貴方と。みんなと。
笑い合っていければいいと思う。
そして―――天とも。
幼馴染として。大切な家族の一人として。
そうやって心から笑い合える日が来ればいいと、そう思う。
天との過去を、思い出を、私は一生忘れない。
忘れたくなんてないし、忘れられるわけなんてない。
だからこそ、いつまでも引き摺っていた想いを、今度こそちゃんと、綺麗な思い出にするんだ。
一緒に見上げた星空も、耳をくすぐったあの声も
まぶしくて、まぶしくて目を細めた木漏れ日も、穏やかなあの笑顔も
写真に収まることのなかったたくさんの思い出が
いつまでも、いつまでも
色褪せないように、そっと。