• テキストサイズ

スローダンス【アイナナ/R18/百/天】

第9章 STARDAST MAGIC




「―――おい、天!こっちに来てないか?大丈夫か!?」

「……ごめん、逃げられた。動く気配を感じたから、追いかけてみたんだけど…」

「そうか…無事ならいい。どっちに逃げた?」

「地下駐車場の方へ」

「地下からはステージにいけない。妨害は諦めたと思っていいのか?」

「念のため警備に連絡しておこう」

「………」

「……天、どうかした?」


心配そうな声で尋ねる龍。
天は自嘲気味に笑ってから、なんでもないとだけ答え、楽たちの背中を追った。










その頃、Re:valeのコンサートも、終盤を迎えていた。

ゼロが消えたステージで、ゼロの歌が蘇ると、会場は感動に包まれた。



「―――みんな、ありがとう!ゼロアリーナリニューアルオープン、おめでとうございます!たくさんの新しい伝説が、このステージから産まれますように!」





―――こうして、Re:valeの五周年記念は、大成功に終わった。


/ 552ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp