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スローダンス【アイナナ/R18/百/天】

第9章 STARDAST MAGIC





「………」




―――思ってるわけ、ないじゃないか



この五年。

会えない間も、ずっと、ずっと。
どれだけキミに焦がれてたと思ってるの?



言えるわけ、ないじゃないか
本当のことなんて。


だって、今言ってしまったら
ボクが頑張ってきた五年はどうなる?


キミのいない場所で、キミという光を頼りに
厳しい道を歩んできた五年間
それが全部、無駄になる





そんなことはさせない

今までも、これからも。




ボクはゼロを超える




九条さんのために。

家族のために。

陸のために。

ファンのために。

友のために。





そして、何より―――零


―――――キミのために。





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