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スローダンス【アイナナ/R18/百/天】

第2章 shaking your heart



「大丈夫だよ!!今はもうだいぶよくなったんだ!!そうだ、零ねぇ!今度俺達のライブ見に来てよ!!あ……零ねぇが来たら大騒ぎになっちゃうか……録画したやつでいいからさ!!俺、ちゃんと歌もダンスも、人並みにこなせるようになったんだよ!!」

『うん、わかった。今度見に行くよ』

「本当!?やった!!」


嬉しそうに話す陸に、零の表情は思わず綻ぶ。まるで姉弟のような微笑ましい二人に、メンバーたちの顔も自然と綻んでいく。

温かな雰囲気に包まれたまま、小鳥遊プロダクションご一行の車はキャンプ場へと向かった。

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