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銀魂短篇集☆
第2章 大切なあの子【土方夢】
「皆さんー!朝食の仕度が出来ました。」
真選組の屯所に元気な声が響き渡る。
新人女中のは隊士達を起こす係を任されている。
…理由は声がデカいからだ。
の大きな声は
土方の部屋の前で立ち止まると
ノックもせず入ってくる。
スパーンッ!
勢い良く襖を開けるとずんずん近付いてくる。
「うおぉ!」
「あの、土方さん、お着替え…お手伝いしましょうか?」
「…遠慮しておく。」
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