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テニプリ短編集☆

第3章 ペテン師の憂鬱(仁王夢/悲恋)


翌日

幸村に部室に呼び出された仁王

「莉那から聞いたよ。無理矢理キスして困らせたんだってね」


「あぁ、そうじゃよ」


「俺達付き合うことになったんだ。今後莉那に同じ様な事したら…どうなるか分かるかい?」


「プリッ。分かっとるよ。もうしないさ」



「ふぅ…君の言葉を信じるよ。…さ、莉那、もう出てきていいよ」

幸村に呼ばれていたのは仁王だけではなく、
莉那も呼ばれていたのだ。


コソッと幸村のロッカーから莉那が現れた。


「昨日は、悪かったな…」

「もう、大丈夫だよ」


仲直りじゃと莉那に手を差し出すと
幸村に目配せをして
手を繋いで良いのかと聞いているみたいだった

幸村が頷くと

そっと手を握って、すぐに離した。




今までの仲には戻ることは難しいが、
これからも仲間として、


接していくようにせんとな






【完】
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