第31章 ラスト
あれから結婚して、私は専業主婦をして子どもは三人出来て、忙しい毎日を過ごしている。
カカシ先輩はあの後、護衛暗部を三人きっちり付けるようになり、そして私のお面は新しく暗部に入隊した二十歳の可愛い女の子に譲ってあげた。
コネがこの前会った時嬉しそうにその話をしていたから、満更でも無いらしい。暗部もコネのおかげでレベルが更に上がり入隊希望者が増えている。隅に置けないヤツだ。
あれから、数年たち、カカシ先輩は火影という職を、ナルトに継承し、彼は七代目火影になった。
カカシ先輩は少しホッとした表情をしていたように見え、私はその様子を胸を熱くして一般客と交えて見ていた。
カカシ先輩、今までお疲れさまでした。
そう帰ってきた時に笑顔で言えば穏やかに笑ってくれた。