第26章 仕返し
「、起きた?」
頭の上から心地よい声が聞こえ、背中に腕を回してギュウっと抱きしめてくれる、優しい先輩。
「ごめんなさい、カカシ先輩、起こしちゃいました?」
「んー、違うよ、オレも目が覚めたんだよ」
声を発しながら、毎朝のように顔を寄せられて、柔らかで濡れたキスが降ってくる。
チュ、チュ、ンチュ…
「ん……カカシ先輩…好き…好きです……」
昨夜の熱が残り顔赤らめ
トロリと欲しそうな瞳で先輩を見つめると、少しカカシ先輩の目が見開いた。
「はぁ…何、その顔…朝からやらしい……ホント可愛いね…。」
合図のように、さらに深く舌で舐めるようなキスをしてくれる。
「誘っちゃって…凄いね、やっぱ若いな…」
「…え、やだ、そんな…違っ……」
恥ずかしくて違うと声を出せば、
カカシ先輩の、下の…部分が反応しているのを脚で感じた。
「せ、先輩…なんか…かたくなって…」
「いや…するよ、オレ男だし……お前のそんな顔見たら反応するよ。ねぇ触ってよ、ほら。」
グイと手を引っ張られ、カカシ先輩のビクビクと反応する場所を触ってしまった。
朝方までコレが入っていた……と、一気に頭に浮かんでしまう。
生々しすぎて恥ずかしくて、瞬く間にカーーっと真っ赤に顔が火照っていく。