• テキストサイズ

【NARUTO】護衛暗部

第25章 翌日


今……何時なんだろうか……


五時間は寝たような気がする。この感覚からして、八時か九時だろうか、真っ暗な瞼の中を見ながら目が覚めた。

気怠い感覚を感じながら細めで目を開けると、肌が綺麗で暖かい胸元が目の前にあった。規則正しい吐息を吐くお顔を見上げれば、瞼と睫毛に目が入った。意外とマツゲが長いなぁ、と気持ち良さそうに眠るカカシ先輩を見た。

なんだか嬉しくて自然に微笑んでいた。少し身体を動かし、顔を横にして先輩の心臓の音を聴いてみた。

ドクン…ドクン…と心地よい心音と小さく心音で動く優しい身体を肌で感じている。

ああ…好き…カカシ先輩の音が好き……

心音をこんなに心地よく聞こえる事を初めて知った。


/ 149ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp