第23章 女心
カカシ先輩と歩いている時、横から少し見つめていた。
あの雷が落ちて中断した日から一度も手を握る以外してくれない。軽く抱きしめてくるだけ。
キスも舌を入れたりするキスをじゃなくて、もっと軽いキスで終わる。
多分我慢出来なくなるから、そうしてるんだと思うけど、やっぱり少し寂しい。
自分勝手なんだけど、ああいう風に自分で言っちゃったけど…親友の話をしてから、何故かもういつでもしても良いって思っていた。抱かれたいって思っている。
ここ数日は、自分に魅力を段々感じなくなってしまったんじゃないか、そんな風に思い始めている。
最近ずっと欲求不満で、悶々としている。抱いて欲しいのに、自分からはなー…と、ちょっと逃げ腰になってしまっていた。