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【黒バス】ブラックラブ!

第85章 しおどきや。


今日は日曜日。ブラックラブ活動日です!
そして来週の日曜日は待ちに待ったバレンタインデー!
前日に玲央さんと作る約束もしたし・・・
あぁ!楽しみすぎる!

胸を弾ませながらいつものように
今吉先輩の家のインターホンを鳴らした。

ピンポーン

・・・あれ?だれもでてこない。
応答願う。こちら雅!応答願う!←

ためしにもう一度鳴らしてみた。

ピーンポーン

・・・
「日にち間違えたかな・・・。」

携帯の画面をみて確認した。うん、間違いない。
今日は日曜日だ。
急用で中止になったとか・・・?

一人で考えていると、やっとドアが開いた。
ドアを開けたのは伊月さんだった。

「あっ 伊月さん!」

伊月「ごめんな雅。すぐでてられなくて」

「いいえ。今日は中止になったかと思ってしまいましたが・・・。」

伊月「えっと、話さなきゃならないことがあるから、とりあえず中に入って。」

「? はい。」

いつもより元気がない伊月さんの後ろにつき
私は中へ入った。
リビングのドアを開けるといつものように皆がいてー・・・。

ーーーあれ・・・?

「今日は玲央さん遅いんですね」

私のその言葉に皆は黙った。
・・・まさか!!

「れ、玲央さんになにかあったんですか!?」

今吉「落ち着けや小倉。実渕は大丈夫や多分。」

「た、多分!?だっておかしいじゃないですか。いつも玲央さんは早く来てて・・・一番最後に来ることなんて今までになかった・・・。」

高尾「雅、一旦座ろう、な?」

高尾君の声に私ははっとなり、そこに座った。
すると今吉先輩はズボンのポケットから携帯をとりだし、
何度かピッピッと打ってから、テーブルの上に携帯を置いた。

今吉「今日の朝のことや。突然実渕からこのメールがおくられてきた。」

携帯の画面をそっと覗き込む。
するとそこには、考えもつかない内容がかかれていた。

【突然で悪いんだけど、ブラックラブを退会・・・って、いうのかしらね。やめることにしたの。メンバーを抜ける抜けないは自由でいいわよね?特に深い理由は話せないけど、ごめんなさい。皆にも伝えておいて。
楽しかったわ。ありがとう。】

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