第12章 嫌いじゃねぇよ。
花宮「おい」
皆が集中してる中、少し遠い椅子に座ってる花宮さんが小声で私を呼んだ。
「なんでしょうか・・・?」
花宮「これ、おかわり。」
ミルクティー・・・!全部飲んだんだ・・・。
「気に入ってくれたんですか?」
花宮「元々紅茶は嫌いじゃねぇよ。俺はコーヒー派だがな。」
「なんだ・・・。」
花宮「なんだとはなんだよ。お前俺には言う事言うよな。他の奴にはそんな言わねぇのに。」
「んー・・・なんででしょうね。」
トポポポ...
「どうぞ。」
花宮「ん・・・。フッ」
!!い、今・・・一瞬だけ笑った!!