第77章 スキーと悪夢。
でも・・・この体制あったかいけど恥ずかしい汗
そのおかげで緊張感はとけたけど・・・。
いや、別の緊張感がうまれた←
「や、やっぱ駄目ですよ!!」
ばっと離れると笠松さんがまた眉間にしわをよせた。
笠松「これが一番いいやり方じゃねぇか。我慢しろ!」
「は、はい!!汗」
そういわれ、またもや抱きしめてくる。
さ、逆らえない・・・。
まぁあったかいからいっか・・・。・・・あれ?
「そういえば笠松さん。」
笠松「なんだよ」
「私に触れても・・・大丈夫なんですか?」
笠松「・・・っ!!」
それを聞くと私の背中にまわってた腕がばっと離れた。
人を汚いものみたいに・・・←
でもいつもと様子が違った。
「・・・笠松さん?」
笠松「んなの・・・」
「へ?・・・って、きゃっ」
また腕をひっぱり、抱きしめられた。
さっきよりも少し強い力で。
笠松「んなの、もうとっくに平気だっつーの馬鹿が!//」
「・・・え・・・?」
驚く。
平気・・・?『もうとっくに』・・・?
「笠松さん、どういう・・・」
私が言い終わる前に笠松さんがしゃべり出す。
笠松「話したかったよ、お前と!触れたかったんだよお前に!前から、前から思ってた。多分、ずっと前からだ・・・!こうやって、触れて、話して、お前のこともっと・・・小倉のこともっと知りたかったんだ!!」