第74章 もしも・・・
=玲央side=
高尾「うーわっ なんだこのカード。リバースもなんもねぇ」
今吉「自分でシャッフルしたんや。文句言うたらアカンで」
伊月「UNOとか久しぶりだな」
わいわい盛り上がってる中悪いけど・・・。
ちょっと皆、雅と氷室が二人っきりってこと忘れてない!?私は気になってしょうがないんだけど・・・
私が気にしすぎなだけかしら。
んー・・・そう、よね。
なんだかんだいって氷室はしっかりした人じゃないの。
心配する必要なんて・・・。
・・・でも、もし取り乱したりしたら・・・。
なんて考えちゃう。
しかも遅いし。カード配り終わってるのに。
呼んでこようかしら。←
ガラッ
音がした方を向くと氷室が別室からでてきた。
な、なによ。余計な心配しちゃったじゃない。良かった何にもなくて。
今吉「遅いで氷室」
氷室「布団敷くのにちょっと手間取ってね。あ、隣座るよ?」
玲央「どうぞ。」
・・・?なんだか元気ないわね。
もしかしてなんかあったのかしら。
雅が知らず知らずに毒でも吐いた?←
まさかね。
きっと普段なら氷室のことだもの。
ちょっとニヤついて帰ってくると思ったのに←
・・・どういうこと?