第2章 ブラックラブ、結成です!
=翌日=
天気はとっても清々しかったけど
気分はザーザーの雨。
マンションまで来たけど・・・。
「会いたくないな・・・。」
そりゃぁ、腹黒先輩にお世話になったのは確かだけど、
・・・
桐皇では私なんて必要でもなかったし・・・。
ただ居るだけの存在で・・・
って、ダメダメ!何ネガティブに考えてんの!?
早くインターホン押して挨拶して・・・
??「あのー・・・」
「ひゃぁっ!?」
び、びっくりした・・・
急に後ろから声かけてこないでよ・・・(泣)
??「すみません、俺ここに用事があってー・・・。」
「ぁ、そ、そうなんですか・・・。」
??「・・・すみませんが、どいてもらっても?」
「ぇ、あ、す、すみませんっ!」
って・・・私も何謝ってんの!?
私だってここに用があるじゃない!!
・・・ん?ってことはこの人も招待状もらって・・・?
「・・・・え」
??「・・・俺の顔に何かついてますか・・・?」
「あ、あなたは花宮真ー・・・!?」
花宮「!? なんで俺の名前知ってー・・・」
そりゃぁ知ってますよ!高校は霧崎第一!
主将でありながら監督までつとめていて・・・
そして・・・すごくセコいバスケをする人っ!←