第66章 クリパやで~
「氷室さんワンコなんですよー」
今吉「酔っ払い二人まとめて水に漬けたるわ。」
花宮「というかお前は酔い覚めたのかよ」
今吉「まぁそこそこ。ほら雅。」
ぐいっと私と氷室さんを離し
キッチンへと向かう。
今吉「これ飲めや」
ぼやけた視界に移ったのは一杯の水。
微かに意識がある私はコップの水を手に取った。
今吉「媚薬入りやで」
「・・・・」
今吉「嘘や嘘。普通のミネラルウォーターや」
「いただきます」
ごくっと一気に飲み干したらなんだか気持ちよくなって・・・
パタッ
今吉「あらら・・・寝てもうた」