第64章 終演後の物語
駆け寄ったら日向先輩に殴られました←
痛い・・・。加減を知らないんだから本当にもう←
日向「てめっ 心配しただろうが!どこ行ってやがったんだよ」
「すいません・・・」
伊月「でも良かった。無事で・・・、いや、よくないな」
玲央「ちょっとこっちを見ないでよ。手なんてだしてないわよ」
伊月「怪しい。」
日向「もういいからいいから」←
「玲央さん、ありがとうございました。色々と」
玲央「いいのよ雅。それじゃぁ、気を付けて帰るのよ」
「はい。ではまた!!」
伊月「じゃぁね玲央さん」
玲央さんと別れ、帰る途中に夜空を見上げた。
月の一番近くの星・・・あれがナターシャ。
そして月がクリストフ、か。
・・・なんか良かった気がしてくる。
玲央さんの言う通りこれはハッピーエンドなんだ。
「フフフッ」
日向「なににやけてんだよ気持ち悪い」
「なっ、失礼ですよ日向先輩!!」
伊月「ハハハッ ま、でもまた今度3人で遊ぼうな」
「はい!!」
日向「・・・・・おう」
今までで楽しくって
ちょっと不思議で、切ない
でも思い出に残る夜になりました。