第60章 まずいでこれは。
=まだまだ続く今吉side=←
今吉「もうええか?」
大分落ち着いてきた小倉に尋ねる。
「はい、ありがとうございます・・・。」
水を一口飲んでから目の下を赤くしながら言う姿を見てると、どうしようもなく抱きしめたくなる・・・って
今はこういうこと考えるのやめや。やめ。
今吉「で、何があったん。」
「・・・実は。」
今吉「おん」
「伊月さんに告白されたんです。」
今吉「は!?」
ちょ、ちょい待ちや!伊月ってあの・・・あの伊月やろ!?
え、えー・・・!?これにはワシも驚きや。
なんとなく伊月も小倉のこと好きなんやろなーとは思うてたけど・・・案外積極的なんやな伊月は。
今吉「な、なんや良かったやん。あいついい奴やで」
「・・・・・」
今吉「恋愛的には思えないってやつか?」
「はい・・・。」
またか。