第55章 ハロパー!!
高尾「うっっっま!!」
氷室「もう雅は店開けるんじゃないか!?」
「そ、そんなに美味しいですか!?嬉しいです」
にこっと笑う氷室さんにつられて、私もにこっと笑った。
玲央「頑張った甲斐があったわね、雅」
「はい!また一緒に作りましょうね」
玲央「もちろんよ!」
今吉「しっかしホンマ美味いな。さすがやわ」
伊月「まったくだよ。甘さも丁度いいし」
笠松「ふまい(美味い)」
笠松さんがもぐもぐしながら言った。こんなに喜んでくれるなんて思ってなく、いつもより倍嬉しい。
「花宮さんはどうですか?」
花宮「ふつー」
「可愛くない・・・・っ」
花宮「バァカ。可愛いんだろ?これ。」
すると花宮さんは意地悪っぽくクロウサギの耳をくいっと引っ張った。
うっ・・・その仕草反則・・・っ
「か、可愛すぎます、です。」
花宮「しゃべり方おかしくなってやんの」