• テキストサイズ

【黒バス】ブラックラブ!

第52章 お見舞い


衝動的に、私は花宮さんを優しく抱きしめた。

花宮「・・・は・・・?」

ぽかんと口をあけて唖然としている。

でも知ってほしい。覚えてほしい。
親に甘えられないことは辛い。本当に
だからせめて、私ができることはー・・・。
こうやって抱きしめてあげることだと思ったのだ。

花宮「風邪うつるぞ」

「もう少し・・・。」

花宮「なんだよ。変な奴」

「・・・早く、良くなってくださいね?」

花宮「もう明日には治ってるっての。粥も食ったし。」

「美味しかったですか?」

花宮「・・・ん。まぁな」

「また作ってあげますね。治ったら何が食べたいですか?」

花宮「・・・生姜焼き」

「分かりました。約束します。」

そんな他愛のない会話をする。
こんなことで私は小さい頃、とても安心したんですよ?
/ 628ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp