第50章 夏祭りです!!!
「・・・・あ、いた。」
その先にはかすかだけど日向先輩の姿が。
もちろん焼きトオモロコシを買っていた。
「よく分かりましたね」
伊月「ここの祭り、一回誠凛で来たんだよ」
「そうだったんですか・・・。」
伊月「その時の俺ら、腹減らしていってさー・・・でも屋台の食べ物って、案外、腹ふくらまなくて。その時日向が気に入って3本も食べたのが焼きトオモロコシ。」
「へぇ」
伊月「お気に入りみたいだな」
「仲良しですね・・・。ちょっと羨ましい。」
今吉「なんや小倉ー桐皇より誠凛がええってか?」
「いえ汗 でも楽しそうですね」
伊月「その通り、楽しかったんだなこれが」
そういって微笑んだ伊月さんの顔はいつもよりも
自然な笑顔だった。