第49章 一応大事なんだよ
日向「無事でよかったよ。ったく」
「お騒がせしてすいません。」
日向「まったくだ。もう4時になっちまったし・・・。」
「お詫びと言っちゃなんですが、よかったらこれ、行きませんか?」
日向「あ・・・?・・・これ、有名な夏祭り、か?」
「はい!なにかひとつおごり付きで。」
日向「マジか!?」
「一応、日向先輩は先輩なんで」
日向「一応ってなんだよ一応って・・・。ん、まぁいいじゃん?行こうぜ」
「行きましょう!」
日向「・・・俺もお前の事大事な後輩だって思ってるよ。」
「ん?なんか言いましたか先輩?」
日向「うっせー。一応だ一応。」
「え、ちょ、何がですか!?ねぇ先輩!!先輩ったら!」
そして私たちは寮へと帰っていきました。