第40章 優しくなんかない。
きょとーんとしてた伊月さんだったが、すぐに微笑み
伊月「わかった。じゃぁしばらく俺がお母さんな」
と言ってくれた。
そして小さく「ありがとう」と言ったのが聞こえた。
結局全部お見通しなのがちょっと悔しいけど
なんとなく達成感がある。
いつもの伊月さんに戻ってよかった。
・・・・。
・・・・。
・・・・。
あ。
なんだろ。この手のつなぎ方。
これって世に言う・・・。
伊月「恋人つなぎ。」
「っ!!////」
伊月「小倉も大胆だなぁ」
「ち、違います!!そんなんじゃっ・・・!///」
伊月「はいはい、そうだな。俺、今はお母さんだもんな。よしよし」
ポンポンと逆の手で頭を撫でてきた。
完全に子供扱い・・・汗