第30章 計画しましょう
伊月『えぇぇ!?なんでだよ』
電話越しに声が聞こえたのか伊月さんが大きな声を出す。
日向「この夏休みでバイトめっちゃ取ったから。」
「バイトですか?」
日向「あぁ。宅配、新聞、ピザ、それから・・・」
「まだあるんですか!?」
日向「ったりめぇだ。」
「い、忙しいですね・・・。」
伊月『じゃぁ無理か・・・。仕方ないな』
残念さがこちらまで伝わってくる
伊月『ところでさっき何か言いたそうだったけど何?』
「え?」
伊月『俺が困ってる事とかあればーって言ったとき。』
「あ、それは・・・」
伊月『うん?』
「・・・伊月さん。」
伊月『うんうん』←
「・・・・私、水着と浴衣がないんです」