第28章 かなわんな。
「そんな私気にしてませんし・・・」
今吉「・・・せやからもう・・・ワシの事一番の先輩だなんて言わんでくれ」
・・・え
今吉「・・・・・普通に嬉しかったんや」
「・・・・・」
今吉「あんたに一番の先輩とか言われて、嬉しかったんや。一人調子のって・・・傷ついて・・・」
「ふっ・・・・フフフフッ」
今吉「へ・・・なっ・・・・」
「ウフフフッ・・・アハハハッ」
今吉「な、何がおかしいんや汗」きょとん
「だ、だって・・・先輩素直すぎっ・・・!!」
今吉「なっ」
「こんな素直な先輩・・・生まれて初めてで・・・なんかおかしっ・・・アハハハッ」
今吉「人がせっかく・・・!・・・ハァ・・・参るわお前には」
思わず苦笑する今吉先輩。
「・・・・一番の先輩ですよ。今吉先輩は」