第28章 かなわんな。
2人っきりで話・・・?
どんな大切な話だろ。日向先輩が聞いちゃいけないことだったのかな・・・。
「それで話ってなんですか今吉せんぱ・・・!?」
私の目の前には
あの腹黒い先輩が深々と頭をさげている姿。
「先輩・・・!!??」
今吉「すまんかった。」
「へ・・・?」
今吉「ワシ、一人でイライラしとったわ。」
「一体なんのことでしょうか・・?」
今吉「っ・・・お前ホント・・・。あぁぁもうええわっ」
「え!?」
今吉「せやから!ワシ一人でただ単にヤキモチやいてただけっちゅう話や!ワシの事一番の先輩とか言っておいて、今日一日、日向先輩日向先輩だったのがイラついて・・・お前に冷たい態度とって・・・・」
「・・・・もしかして」
日向先輩の所にせっせと行かせたのも
それが理由・・・?