第22章 初デート(?)ですね。
「・・・」
玲央「どうしたの雅?」
「氷室さんが本気だとしたら・・・断るのがちょっと辛くて・・・。」
玲央「それ、氷室のに気があることじゃない?」
「そんなこと・・・!」
玲央「断りづらいなら、ちょっと気があるのよ。きっと」
「氷室さんはいい人だからです!恋愛感情とかそんなんじゃ・・・!」
玲央「そうかしら・・・。」
少し冷めた目をしながら飲み物を飲む玲央さん。
なんか・・・今の玲央さん、ちょっと意地悪です。
いつもの優しい玲央さんとはどこか違って・・・。
「私・・・氷室さんに何て言って断れば・・・。」
玲央「え・・・?」
「断り方がうまくまとまらなくて・・・。」
玲央「えっと・・・。」
「そもそも私恋愛なんてロクにしたことないから、色々こんがらがっちゃって・・・!!」
私だってどうすればいいのかまだはっきりしてないのに・・・!
玲央「・・・なら・・・私と付き合っちゃう?」