《モブサイ》サギ師のあなたに脱がされて (霊幻/R18)
第3章 アロマオイルに溶かされて
俺はゆめの中にぐちゅりと指を挿入した。一気に根本までしっかりと。
「ひゃああ!!」
ゆめの身体がこわばる。
「温かいな、ゆめ」
耳元で囁くと、ビクンッと跳ねた。あわせて指がきゅっと締められる。
「こんなの……おかしいじゃないですかぁ! 中に挿れるなんて……聞いてないですっ」
そりゃ言ってねぇからな。初めはこんなことするつもりもなかったし。
「動かしていいか? 肩こり治したいんだろ?」
「もう! 肩、関係ないし!」
「それは違うぞ、ゆめ。こわばった身体をリラックスさせ、凝りをほぐすことが重要なんだ。肩に限らず、全身を気持ちよくさせることで緊張した筋肉も緩み、肩こり改善へと繋がる」
努めて冷静に言うと、ゆめは黙りこんだ。おかしいと思いつつも反論の余地がないのだろう。口で丸め込むのは俺の十八番だ。
「本当によくなるなら……いいんですけど……」
ゆめが赤い顔で呟く。
いいのかよ。じゃあ、遠慮なく。
奥まで挿れた指を引き抜く。
「……あ!」
ゆめの身体が揺れた。
またすぐにぐちゅりと挿入。じゅぽじゅぽと抜き差しを始めると、ゆめは声を震わせながら跳ねる。
指が気持ちいいな。ゆめの中って本当に温かい。
「もう一本増やすからな」
一応断ってから、指を追加する。
充分すぎるほどに濡れたゆめの秘部は、俺の指をぐぶぐぶと飲み込んだ。
思わず我を忘れそうになる。
「っ……霊幻さん……」
ゆめが震えながら呻いた。
「どうした? 痛いか?」
首を振るゆめ。
「そのままは……辛いから……早く……」
ゆめが苦しそうに顔を歪める。俺はまったく動かしていないのに、ぐちゅぐちゅと指が出入りを繰り返した。
「っ……!」
耐えきれなくなったゆめが自分で腰を動かしているのだ。