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先生、好きです。【R18】

第4章 2人の彼氏


颯太side

「宏ー?起きてるかー?」

「うん。今起きた。」

保健室に入ると宏がベッドに座っていた。

晃は教頭先生に呼ばれ、俺だけがここに来た。

「熱は?」

ピピピッと音が鳴り、服の中から体温計を取り出す。

「37.2。」

良かった。
下がったみたいだ。

「軽い熱中症だったのかもな。無理すんなよ。」

「ごめん。迷惑かけた。」

「いいよ。気にすんな。腹は減ってないか?」

「うん。」

本当に良かった。
あんなにきつそうな顔見たら心が痛くなる。

ベッドに座り、宏の頭を撫でる。
寝てたせいか、寝癖が付いてる。

「颯太、ありがとう。心配してくれて。」

「彼氏なんだから当たり前だ。」

今の言葉を誰かに聞かれたらまずいが、幸い佐野先生は出張でいない。
今は2人だけだ。

「ねぇ颯太。」

「なに?・・・っ////」

キス!?

「んっ!?ぷはっ!ちょっここがっこ・・・ん////」

「はぁ・・・誰もいないから大丈夫。」

「そ、そうだけど・・・誰か来たら・・・////」

「・・・その時はその時。」

「ちょっ!待てって!////」

ベッドに押し倒されてさらに深いキスを求めてきた。

ここでする訳ないよな?
けど、既に手が服の中に入ってきてる。

「むぅ・・・宏・・・////」

「颯太も・・・我慢出来ないでしょ?」

「っ・・・////」

耳元で小悪魔のように囁かれ興奮してしまう。
ダメだ・・・ここは学校で・・・保健室で・・・

相手は・・・生徒・・・

見られちゃまずいけど・・・俺も止まらない・・・
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